■ 「スケル胴」 モニターインタビュー     ― 森岡和也さん(東京都品川区)

「スケル胴」のモニター、東京都品川区の森岡和也さんと剣道仲間の杉山えり子さんに、スケル胴を使ってみての感想をインタビューしました。

 アニマル柄の胴に興味を持ちモニター応募

― 森岡さんの剣道歴を教えてください。

森岡和也さん(五段、71歳。東京・品川区在住)
昭和13年1月26日生まれ、作家(こずかた治).。代表作は10万部のヒットとなった経済小説「仕手相場」。品川区剣道連盟大崎支部理事。

剣道を始めたのは26年前、鹿児島に住んでいた時です。小学3年生の息子が剣道を始めたので、それなら私も一緒にと始めました。45歳での挑戦でしたが、もともと柔道、合気道、空手などをやっていたので武道にはなじみがあり、 剣道界の大先達、範士9段の重岡先生に剣道は道場で、焼酎はご自宅で教えられました。でも、鹿児島では三段しか許されませんでした。

その後東京に戻ってからはゴルフに夢中になり10年ほど剣道とは離れていましたが、平成2年頃から再開しました。今はほぼ毎日のように稽古をして、子供たちに教えたりもしています。

― 胴は何枚お持ちですか。

5枚ほどあります。 子供に教える時などには傷を気にせずにすむ胴を、遠征や試合の時には鹿児島時代に防具の名人後藤先生に作って頂いた「美山」を、というように使い分けています。

― 今回モニターに応募した経緯を教えてください。

KENPROからは以前防具入れと竹刀袋を買ったことがあります。防具屋さんというと、「○○堂」というような和風の名前がほとんどなのに、横文字でKENPROとは面白いな、と思っていました。

KENPROからのメールでスケル胴の紹介があり、蛇柄も2種類ありました。

私は動物系の柄が好きで、ずっと鮫皮の胴が欲しかったのですが、希少なのでなかなか入手できずにいましたので、これは面白いと思ってモニターに応募しました。

心配だったのは打たれた時のことです。造りが雑な胴は打たれた瞬間、パチン、ビリリ、と身体に響いて痛いんです。この胴は一枚造りで竹の芯もなく、透明。そのあたりはどうなんだろうと、KENPROさんには悪いが実は内心ビクビクしていました。

 心配していた「打たれ心地」も合格

― スケル胴が届いた時の印象を教えてください。

たくさんのパネルの中でもヘビ柄が気に入ったという森岡さん。

写真では見ていましたが、実際に見ると斬新でちょっとびっくりしましたね。透明樹脂の胴台の向こうに柄があるんです。

丈夫さが心配だったので、 さっそく子供たちから、3段、4段、5段と大勢の大人の皆さんに加わっていただき、腕を上げて胴を空け、思いっきり竹刀で打ってもらいました。

これがなかなかいいんです。どん、という心地よさだけで身体に一切響かない。信頼感、安定感に誇りと快さがあり、本格的な高級革張り竹胴に勝るとも劣らない造りに驚かされました。

― スケル胴をつけてみて、まわりの評判はいかがですか。

評判はとてもいいです。みんな興味を持って見てくれますね。「へえ、こんなのがあるの」「面白いね」「この素材は衝撃に耐えられるの?」「使い心地あとで聞かせて」 などと言われます。

― パネルの取り替えをやってみて、いかがですか。

最初へらで胴の部分が傷がつくんじゃないかと心配していましたが、問題なし。慣れたら取り替える時間は5分ぐらいですね。思ったほど難しくはありません。


 「剣道にもファッションを」というKENPROの考え方に賛同

― 今後はどのように剣道に関わっていかれるのでしょうか。

他のスポーツでは60代も後半を過ぎるとなかなか続けられません。ところが剣道は歳をとってもできます。日常のくらしの中には肩を上下させる、回す。思いっきり息を吐く。声を張り上げ道場の板を蹴って踏み込むなどがありません。剣道には、それらが全て備わっているのです。老いゆくだけの私の年齢に剣道ほどいい運動はないと信じています。

勝負目的では若い人に敵うわけがありませんから、自分の健康維持のため剣道は続けさせて頂きます。90歳を超えて今なお矍鑠たる剣捌きの品川剣連の範士芳根名誉会長をはじめとする諸先輩の教えを仰ぎつつ。

― KENPROへの今後の期待をお願いします。

KENPROさんの考え方に私も大賛成なんです。「武道精神も大事だけれど、あまり堅苦しくならずにファッションも楽しめる風潮を作り、剣道人口を増やしていこう」という考え方。

剣道はしばらく続けなければサマにならない。子供たちに教えながら自分も稽古していて思うことですが、少し足が速いだけでも、明日から仲間のスターになれるサッカーなど華やかなスポーツが目を牽くなかで、基本だけのような2〜3年を続けさせるのは大変です。子供たちが離れてしまわないように、何か楽しめる工夫をすることも大事だと思います。

私自身も、春秋冬のシーズンは紺ですが、夏だけ白の稽古着を着けます。軟弱と思う方もいるようですが、見た目に涼しく、蒸し暑い日本の夏を軽やかに過ごせる私流のファッションだと剣道の楽しみのひとつにしています。それに今度の、新しいデザイン、豪華な蛇皮模様、赤とんぼなどのTPOが可能で、丈夫さ着け心地満点のスケル胴が加わりました。

KENPROさんにはこれからもユニークなもの、斬新なものに取り組んでほしいですね。他の剣道具屋さんが聞き入れてくれないような愛好者の意見でも積極的に取り入れ、剣道界に新しい流れを作ってくださることを期待します。古いだけに縛られる権威にしがみついていてはどのような途にも発展は望めません。温故知新、古きを守りながら、新しきを知るというじゃないですか。

 

                    品川体育館にて


 森岡さんの剣道仲間、杉山さんにもスケル胴を使っていただきました!

― 杉山さんの剣道歴を教えてください。

杉山えり子さん(五段 59歳 東京・品川区在住)
ご主人とともに品川区剣道連盟大崎支部に所属。「美容と健康のため」週3回練習に励んでいる。
19年前、主人の仕事の関係でニューヨークに住んでいたときに家族5人で剣道を始めました。日本に帰ってきてからは品川剣道連盟に所属して稽古を続けています。

― スケル胴を試用してみていかがですか。

今つけたら、周りの方に「かわいいわね」と言われました(笑)。軽いし使いやすいです。透明なところがモダンな感じがします。

軽くて扱いやすいので、これなら小中学生でもいいですね。それと、海外では絶対に受けると思います。

私は目立たない柄が好きなので、このトンボの柄が気に入りました。よく見るとトンボが可愛いけれど、遠くから見ると柄がわからないので派手すぎない感じです。

― このほかにどんな柄があったらいいと思いますか。

このトンボ柄のものはエンジ色ですが、同じ柄で紺があってもいいですね。それとトンボ柄が大きいタイプもいいかもしれません。竹刀をデザインした柄などもかわいいと思います。

 

 トンボ柄が大好き、という杉山さん。手ぬぐいもトンボ柄で胴とぴったり合っている。

 

 

 

                   ― 森岡さん、杉山さん、ご意見ありがとうございました。


※取材日時:2009年7月  事例インタビュー:取材屋

 

@剣道防具&剣道具PRO SHOP〜【KENPRO】「スケル胴」モニターインタビュー(森岡さん、杉山さん)